NCS1138S(オプションスタンド)の取り付け
前回の続きです。

子供の保育園に向けてチャイルドシートを妻の愛車に取り付けることになりました。
チャイルドシート取り付けにあたり、取り付けなければならないオプションパーツが多いので記録に残します。
チャイルドシートに子供を乗せるためには、自転車が水平にならないと非常に危険です。
両立スタンドは必須装備といえます。
- 両立スタンド(チャイルドシート取り付けに必須):3,300円前後
- リアキャリア(チャイルドシート取り付けに必須):5,100円前後
- リアキャリア専用サークル錠(あると便利):3,700円前後
- ドレスガード(安全を考えれば必須):1,000円前後
全ての合計金額は14000円前後となります。

今回はこれを取り付けていきます

型番はBE-ELSW01です。
2021年ごろ購入しました。


型番はNCS1138S(オプションスタンド)です。
SWシリーズに適合する両立スタンドです。

型番はややこしいのですが、新しいものも古いものもSWシリーズで規格が揃っているようです。
注:基本的に取り付けは、安全のためにプロである自転車屋さんにお任せすることを推奨いたします!

取り付け工賃も自動車やバイクに比べてかなり安いことが多いです。
両立スタンド(NCS1138S)の取り付け方法
ハブ軸キャップを外す
まずはハブ軸キャップを外す必要があります。

これが固くて曲者でした。
しっかりハマっているので、手では外れません。
そして挟む系の工具で挟むと傷がついてしまいます。

プラスチック製なので、金属の工具で挟むと凹みます。

外すためにはマイナスドライバーや、ヘラのようなものを隙間にねじ込みます。

矢印部分の隙間に入るような工具でこじ開けていきます。
画像ではとても小さいマイナスドライバーを使っていますが、お勧めできません。
もう少し大きい工具の方が楽に作業できると思います。

小さいので力が必要なのと、一点に力が加わりキャップが変形しそうでした。

なんとか取る事が出来ました…かなり固い。

ちなみに反対側にはハブ軸キャップがついていませんでした。

走行中に取れてしまったのかもしれませんね

外れたせいで錆びてしまっていました。

ホームセンターでも売っているようです。
ハブナットを緩める
続いてキャップを取り外した後のナットを取り外します。
ナットは15mmでした。

レンチセットがあると楽です。

ちなみに厳密には締め付けトルクが規定されています。
最後の締め付けに関しては、トルクレンチがあれば完璧です。

ナットが外せれば既存の純正スタンドは簡単に外せます。
ですが、スタンドがなくなるので自転車が自立できません。
この時自転車を誰かに支えてもらうと非常に楽です。

2人作業推奨です!
両立スタンドを組み込む
これに関して説明書の方がわかりやすいので、そのまま載せます。
ハブ軸キャップや、ナットに関しては純正流用です。
はすした後のパーツはなくないように注意。

純正スタンドを外した後の自転車に両立スタンドを組み込みます。

フレームにこのような形ではめ込みます。
しっかり金具同士が引っ掛かるように意識します。

反対側も同様にフレームにしっかりハマっていることを確認。
一番下からスタンド、その次に泥除けステー、ハブ座金、ハブナット、ハブ軸キャップと続きます。

組み付け順番を間違えないように注意です。
両方のバランスが取れたら、しっかり締め付けていきます。
この時の締め付けトルクが設定されています。
30~35N・m

私はこんなもんやろニュートンで締め付けました。
取り付け完成図
サクッと完成!

ハブ軸キャップ以外はかなり簡単でした!

抜群の安定感です。

次回はリアキャリア編へと続きます。