【まるで迷路】狭山公園が想像以上にダンジョンで面白かった。【大自然】

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以前から気になっていた多摩湖。

この近辺は二輪走行禁止区間があるため(しかも取り締まりも多かった)中々近寄れなかったエリア。

どんな公園か楽しみ

ややこしいのが多摩湖と狭山湖が隣り合っていること。

そして今回訪れたところは狭山公園という名前だが、多摩湖に接している。

そして多摩湖は東京都東大和市で、狭山湖は埼玉県所沢市。

でもこの公園は多摩湖にある狭山公園。

なんだか混乱してきた。

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狭山公園駐車場

5:30~18:00までの開放でそれ以外は施錠なので注意!
車は翌日まで出せません。

初めて停める駐車場。

多摩湖を取り囲む車道が想像以上に狭く3ナンバーの車だと結構緊張した。

ちゃんと片側一車線あるが道幅が狭く、カーブでは結構気を使いました。

無料で止められるので嬉しい。

トイレも完備されていて完璧だった。

また目の前に交番があるので治安も良さそう。

平日でも車が多く停まっており、土日祝の駐車はおそらく難しいと感じた。

入り口にデカデカと待機駐車禁止と書いてあった。

先ほども書いたがぐるりと周遊する多摩湖通りの道幅は狭いので、待機駐車は絶対にやめよう。

そしてこの駐車場は無料で最高なのだが、5:30~18:00までの開放なので注意が必要だ。

夜間も停めたい場合は下記の有料駐車場を利用したい。

自分用メモ

多摩湖南門周辺の様子

駐車場から徒歩1〜2分。

とりあえず順路っぽかったので進んでみた。

中々立派。

オブジェもあり楽しめる。

こういうオブジェの説明文を読むのが好き。

「木綿絣(もめんかすり)」 昔東大和市では継織が盛んで藍がめで染めつけていたそうです。

木綿絣(もめんかすり)をイメージしたオブジェのようです。

見た目の通り水の精。

多分夜に動き出して人を襲っている。

躍動感と迫力がすごい。

そしてこの複雑な建築も面白かった。

入り組んでいるからかダンジョンっぽい。

こういう地下迷宮みたいな建造物めちゃくちゃワクワクします。

ただ当然立ち入ることはできないので、遠目から鑑賞。

立派な水門。

水門上下ともに歩けるように細い道が存在しているのも興味深い。

迷宮への入り口が三つ開いているようだ。

ここへ水が流れ込む様子も見てみたい。

それとも乾いている方が貴重なのだろうか。

いずれにせよ水があるとみられない景色なので観察できてラッキーだ。 

村山下貯水池第一取水塔

多摩湖は村山下貯水池とも呼ばれている。

多摩湖の写真といえばコレというくらい何度も見てきた景色が目の前に広がっていた。

実際に見るとやっぱりいい。

レトロで可愛いデザイン。

今真似して作ったとしても、きっとわざとらしい感じになってしまうのだろうなと勝手に思った。

なんとこの見えている部分は超一部らしい。
この建築物の高さは27.1mもあるとのこと!

下の部分をめちゃくちゃ見たい!!

手前の第一取水塔は大正14年(1925)で、奥にある第二取水塔は昭和48(1973)年の建物。

遠目からだと同じに見えるが、50年近く違うようだ。

この綺麗な建築物が戦前の建物というから驚き。
しかも現役!

東京都の一級建築士事務所 タウン...
多摩の近代建築・歴史的建造物:伝統様式から国際様式まで 多摩湖取水塔他 | 東京都の一級建築士事務所 タ... 「建物雑想記」は(財)たましん地域文化財団発行季刊誌「多摩のあゆみ」に酒井哲(日野市の一級建築士、住宅医、ヘリテージマネージャー)が連載しているコラムです。多摩に...

これに関して、この記事が面白かったです。

誰も乗っていないボートがゆらゆら。

この多摩湖は立ち入りは全面禁止されている。

管理用でしょうか?

異国感あふれるデザインに見惚れる。

まさに大正ロマンど真ん中の建築物だ。

橋の床面は排水溝風にすけすけなので怖そうだ。

入り口はもちろん封鎖されていて橋も歩けない。

橋の根元を見るとこちらもダンジョン感あふれる建築物!

これもうドラクエやろ…

ロトの紋章みたいなマークがあるが、これは東京都水道局のマーク。

ここも立ち入ることができないが、フェンス越しに観察は可能。

耐弾層の名残【親柱】

まさかこの公園で戦争遺構に出会えるとは思っていなかったので興奮した。

太平洋戦争時に爆弾から堤体を保護するための耐弾層というパーツの構成部分。

柱の上部が黒いのは爆撃を回避するためのカモフラージュとのことだった。

塗っていたのはコールタール。

貯水池ということもあり攻撃対象になるからなるべく隠しているのが伺えた。

柱上部の窪みは街灯の名残だろうか。

東京大空襲では実際に爆撃を受けたそうだが、この貯水地が破壊されることを見事に防ぎ2004年まで現役だった。

耐震工事(堤体強化)の関係で耐弾層は撤去されたようだが、その際に出現した親柱は近代土木遺産としてこうして展示されている。

都立狭山公園

多摩湖周辺の散策はこのくらいにして今回メインの狭山公園を散策していくぞ。

かなり広いので歩きごたえがありそう!

普通に疲れてしまって端っこの部分はいけませんでした。

駐車場からこのような土の歩道につながっている。

個人的にやっぱり土の歩道がテンションあがる!
プチ登山気分。

あとはシンプルに、アスファルトとは異なり登山靴の靴底へのダメージが少ないのが嬉しい。

これ最近買ったんですけど、マジでお気に入りになってます。

登山靴を新品で買うのはこれが人生で2回目。

ちなみに学生の時はお金がなさすぎて中古品を購入していました。
3足買いましたが、なんといずれもすぐに壊れました。
登山靴の中古はマジで危険(当たり前だ…)

やっぱ皮製品っていい。

店頭で試着させてもらったので、そこで購入したのですが実はネットだと5,000円も安いのです。

奥行きがすごい。

こんな道もあったり…探検感が最高です。

土の道が心地よく歩きやすい。

妻のメレルのトレッキングシューズもいい感じ。

限定モデルで2年ほど飾っていました。
使用解禁し今では結構な頻度で履いてます。

使ってなんぼですな。

宅部池(やけべいけ)

たくべいけと読めるが【やけべいけ】らしい。

一般的な公園内にある池の数倍のデカさに驚いた。

なんだかいい色。

この橋?も趣がある。

橋を渡りながら目を落とすと、不思議な橋が。

石垣が立派。

これも当時モノな気がする。

太陽広場

池を通り過ぎしばらくすると広場に到着。

これまたとんでもなく広い。

平日は誰もいない。

太陽広場の脇から登れる丘。

眺めがいい。

先ほど歩いてきた軌跡を眺めながら一息ついた。

多摩湖の堤体がまるで地平線のように広がる。

太陽広場は上から見下ろすととても綺麗だった。

トウカエデの林

海外映画に出てきそうな風景。

日本ではありそうで、あまり見ない景色。

気になる道を見つけたが、外に通じる道だった。

まだ帰りたくないので続行。

奥から続く三連続の橋。

これまた結構珍しい景色な気がするな。

遊具広場

狭山公園にも立派な子供の遊び場があった。

まだ赤子なので我が子は遊べない。

世界に自分たちだけ取り残されてしまったみたいだ。

とてもよく管理されていて美しい公園だと思う。

これ草刈りとか本当に大変だと思う…

この歩いている橋は大正15年製。

野鳥の森

森林ダンジョンに辿り着いたぞ。

ここは迷路のように入り組んでいて、初見だと全ルート達成できず。

いきなり道が三つに分かれたりする…

とりあえず直進して頂上を目指すぞ。

子供(10kg)を抱っこしながらの散策は、もはやただの筋トレ。

子供は赤ちゃんながら、すごく集中して自然と向き合っている。

その表情が真剣そのもので毎回面白い。

帰ると自分の足で歩いているわけではないのに、しっかり疲れていてぐっすり寝てしまうのだ。

家とは違う緊張感があるみたいだね。

比較的すぐに頂上へ。

鬱蒼としてはいるが、歩く部分はきちんと手入れされている。

手軽に探検気分が味わえた!
この森はずっと未舗装路なので最高でした

なかなか色々なルートがあったのですが、妻と子の疲労がピークなので帰宅することに。

帰り道もうまく選択しないと最短では帰れません。

リアルダンジョン

妻にルートを選んでもらって…

景色のいい道に脱出。

この道見覚えがあるぞ!

写真の奥に微かに見えるのはスタート地点の駐車場…

無事に脱出できました!

多摩湖、狭山湖はまだまだ未開拓なゾーンが多いので通ってマップを埋めていきたい!



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