- 医療費控除、配当控除の提出場所
- MacBookで拡張子を表示させる方法
- マックブックで作成した入力フォームデータの提出方法
- ナンバーズで作成したデータをエクセル形式に変換する方法
- XML形式とXLSX形式の違い
確定申告の季節です。
e-taxでの確定申告にもだいぶ慣れてきました。
e-taxではエクセルデータを扱うので、前年まではWindowsのsurfaceを使用していたのですが今年は普段使用しているMacBookで確定申告をしてみました。

結論から言うとナンバーズでも医療費控除や配当控除の申請は可能でした。ただし操作が必要です。
表計算データ(xlsx形式)はトップに出てくる【「xmlデータの読込」画面】では提出できないよって話です。
上記がわからずなんでせっかく作ったデータが出せないんだ!と時間を結構ロスした…
ややこしいのは確定申告の早い段階で、【「xmlデータの読込」画面】が出てくることでした。
ここで医療費集計フォームで作成したデータを読み込ませると、xmlデータではないので無理ですとエラーを吐く。

初めに出てくるからここで全部のデータを提出だと思ってしまったんだよね。

探してみると確定申告のサイトにも確かに記載がある。
医療費集計フォームや配当集計フォームなど、拡張子が「.xml」以外のデータは「xmlデータの読込」画面では読み込みできません。
この案内を見ていなかったので数十分ロスしました。
なんとか【xlsx形式】のデータを【xml形式】に変更できないか拡張子を変更してみたり…(無理です)
とにかく後からちゃんと【xlsx形式】のデータを送付できる所があるので、そこで提出すればOKです。

ややこしいから最初の段階で全部提出できるようにしてもらいたい…
ちなみに私の場合は楽天からダウンロードしたふるさと納税の証明書が【xml形式】に該当。
このデータはこの段階で無事に提出できました。

エクセルデータは全部初めに提出しなければ!という先入観で時間を無駄にしました。
データ形式で提出先が違うと覚えておきます。
MacBookで拡張子を表示させる
この作業はやらなくてもいいのですが、個人的に拡張子が表示されていないと不便。
今回のようにデータが【xml形式】なのか【xlsx形式】なのかも省略されているとわからない。

そんなわけで設定を変更します。
余談ですがiPhoneからそのままエアドロするとHEIC形式なことも多い。
一見するとJPEG形式かと思うので、ワードプレスにアップロードするときに困ることもしばしば。
そんな時も一目で区別がつくので便利だ。

デスクトップの上部にあるFinderを開き、設定を押す。

続いて【全てのファイルの拡張子を表示】をクリックする。
これで一目でどんな形式で保存されているか見分けがつくようになった。
ナンバーズで作成したデータをxlsx形式に変更する
ナンバーズというアプリはエクセルとは異なる。

これパソコン初心者(私)のつまずきポイント…初めてMacBook使った時はマジで混乱した。え?!エクセルと(色々)違うの?!って。
確定申告のサイトからフォームをダウンロードし、それに入力したとしてもMacBookでそのまま保存すると形式がxlsx形式(エクセルの形式)とはならないので注意したい。

MacBookではナンバーズというアプリになるのでそのままの形式ではe-taxでの送付も不可能!ちょっとした作業が必要になります。

フォームに入力したらファイルを押して、その後【書き出す】を選択。

書き出す形式は【Excel】を選択。

特にいじらなくてもxlsx形式となっているはずだが、念の為確認したい場合は詳細オプションを開くと形式が見られる。

あとは任意の場所に保存するだけ。
データ末尾がxlsx形式となっているのがわかる。

これにてe-taxで提出できる形式に変換完了だ!
なおこのデータをMacBookで開くと…

こんな表示になる。(いじってないのでこれ以上はわからん)
e-taxで提出
最後に提出ですが、ある程度進めるとできるようになります。

医療費の領収書等提出の部分で、医療費集計フォームを利用を選択。
そのまま集計フォーム読み込み画面を選択。

ファイルを選択で先ほど作成したファイルを提出。
しっかりxlsx形式になっていれば、なんの問題もなく提出できたぞ。

読み込みもバグることなく問題なし!
XML形式とXLSX形式の違いを中学生でもわかるように説明
① そもそも何のためのファイル?
• XML(エックス・エム・エル) → データを整理して保存するためのファイル
• XLSX(エックス・エル・エス・エックス) → Excel(エクセル)で使う表計算のファイル
どちらも「情報を保存する」ためのファイルだけど、使い方がちょっと違うよ!

これがわかっていれば今回のところでつまづくこともなかったのかもしれない!
② 例えるなら…
XMLは『整理されたメモ帳』
たとえば、ゲームのセーブデータを考えてみよう!
「プレイヤー名」「レベル」「HP」「アイテム」などを、ちゃんとタグをつけて記録するイメージ。
📜 XMLの例(ゲームのデータ)
<player>
<name>勇者たろう</name>
<level>10</level>
<hp>150</hp>
<items>
<item>ポーション</item>
<item>エリクサー</item>
</items>
</player>

こうやってデータを整理して保存できる!
でも、見た目はただのテキスト(メモ帳みたいなもの)。
XLSXは『計算できる表』
XLSXはExcelのファイルだから、表やグラフを作ったり、計算をしたりできる。
学校の成績表やお小遣い帳をエクセルで作る感じ。
📊 XLSXのイメージ(Excelで開くとこんな感じ)
名前 | レベル | HP | アイテム1 | アイテム2 |
---|---|---|---|---|
勇者たろう | 10 | 150 | ポーション | エリクサー |

こんな風に、表としてデータを扱える!
Excelの機能を使って、合計や平均を計算することもできる!
③ どっちを使う?
- データを整理して保存したい → XML
- 表を作って計算したい → XLSX(Excel)
でも実は… XLSXの中身はXMLでできている!
XLSXは、裏でXMLみたいなデータを持っていて、それをExcelで見やすく表示しているだけなんだ。

XMLとXLSXはまったく違うものではなく、仲間みたいな関係みたいだ。
とはいえ今回みたいにデータ形式が指定されていると弾かれてしまう。