【初心者OK】北信五岳の斑尾山を登ってみた!大池も必見だ【登山】

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長野県の飯山市と新潟の境目にある斑尾山に登ってきました。

分類としては「火山」になるみたいです。

全部で7つあるとされるルートが多い山。

ジャンプコミックみたいな導入にワクワクが止まらない。

今回登ったのは全くメジャーなルート(斑尾高原から登山)ではないのが、このブログらしくていい気がします。

参考になるかは謎ですが(笑)

北信五岳

飯綱山(1,917m)

戸隠山(1,904m)

黒姫山(2,053m)

妙高山(2,454m)

斑尾山(1,382m)

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スタート地点はまだらおの湯駐車場

理由は帰りに温泉に入りたかったからです。

汗だくで疲れた体を、下山後5分以内に温泉に浸すことができる最高のルートだと考えました。

早朝に来た

駐車場から見える景色はまるでハイジ。

ハイジ見たことないけど多分ハイジ。

大池市民の森(大池キャンプ場)

なんか道があったので、道なりに進んでみました。(結果迷った)

キャンプ場を抜けた後、池(大池の一部)に行き着いて道を見失いました。

池には子供1人で遊ばせないで!と注意書きが多数あり、なんかゾッとしました。

ここでなんかありました?

気を取り直して道を探し出しました。

マレットゴルフ場を抜けた先にそれっぽい道を発見。

それっぽい気持ちのいい道ですねぇ。

特に何も考えずに道なりに進んだら….

(読者のみんなも考えてみよう)

抜けた先は広大な景色。

目の前に広がる平地に、あれ山に登りきたんだっけ?と目的すら忘れてしまった。

戻って標識をみたらまさかの逆方向。

序盤でこんなにトチ狂った動きをしてるのは多分私だけでしょう。

壊れたロボットのように、この辺をぐるぐるしてました。

にしてもこの逆方向を指す道標慣れて無さすぎて気づけなかった…

まさかの手前方向を案内されるとは。

こうして道迷いおじさんが生まれるのである。

斑尾山登山口

再再度気を取り直してやっと登山道へ。

スタートまで長くて草。

先に2階から作ったんですかとツッコミたくなる不思議な家。

2階を開けたら地上へダイブ。

玄関開けたらサトウのゴハン。

でもよく考えたら雪が2階部分まで積もるのでは…?とも思った。

そう考えるととてもおそろしいんですけど、地元の人わかりますかね。

さっきまであんなにわかりにくかったくせに、ここに来て狂ったようにピンクテープを繰り出す登山道。

ツンデレかよ。

10m間隔であります。

10mの間に潜む危険の可能性に震えが止まらないのですが、その振動を利用して足を止めずに進みました。

海外ホラー映画の序盤でイキった男女カップルグループがいちゃつきながら歩く道にそっくりなので、1人でいちゃついときました。

今度は流石に騙されないぞ。

さっきのも↑行き止まり、↓斑尾山って書いてくれてたらわかりやすかったのに(めちゃくちゃ根に持ってる奴おった)

まじでマイナー感漂う登山道に、ここは本当に北信五岳なのか?と疑問を感じ出す。(このマイナー登山感が気持ちいい)

朽ちた道標

道しるべも人が来ないためかすっかりやる気無くしてやがる。

オラ!客が来たぞ!

写真を横断する道が林道

一旦いい感じの林道を挟みつつ奥に登山道。

途中舗装路もある

まさか舗装路を歩くことになるとは思わなかった。

ワクワクしてきた。

しばらく歩くとまた登山道へ。

これだよ、待ってたよお前(↑)を。

道標の↑(うえやじるし)が気持ちいい↑ぶち上げ↑

写真貼ってなかったけど、ずっと斑尾山は↓(したやじるし)で案内されてて鏡の世界に来たかと思いました↓

そして始まる急登。

普通に息が切れて辛すぎた。

ちなみに展望は全く望めず、鬱蒼としたジャングルを歩いてる気持ちになった。

blitz30

唐突ですがCMです。

今回のお供はミステリーランチのblitz30。

タフに支えて小物収納に優れていて最も気に入ってるバックパックだ。

正直重量がバカみたいにあるので、登山には少し(いや、かなり)不向きだが、このバックパックを背負ってるという事実にテンションが上がる。

気分は特殊部隊。

途中リュックがクソ重すぎて投げ出そうと思ったが、特殊部隊は投げ出さないと100回くらい自分に言い聞かせて正気を保った。そう言う意味では登山向きかもしれませんな。

円安の影響を受けて値段が高騰しています。もはや投資対象レベル。

バックパック界の金ですよ、これは。

CM終わり

ゴロゴロ岩ゾーン。

アドベンチャー感が強まる。

傾斜も強まる。崖感を感じるレベルの傾斜で体が後ろに引っ張られる感覚を味わう。

やる気のない看板②
強まるジャングル感

夏なので鬱蒼としてきた。

ここまで全く人と会ってないのだが、いよいよ人の通る道なのか…と疑念を感じる。

斑尾山山頂

山頂

と、思っていたら!

ついに山頂へ!急登がきつかったが、道自体はずっと一本だったのでわかりやすかった。

正直序盤が一番わかりにくかった。

スタート地点の設定が悪かったのかもしれない…

怪しげゾーンに吸い寄せられるように行ってみると…

伝説の13体薬師如来

案内看板もやる気がなさすぎた。

結構怪しげな事が書いてあることだけは、よくわかる。

頂上には、薬師如来を祭ったがあり、祠の中には13体の如来像が祀られている。像は祠から出すことができるが、一旦出してしまうと、一体だけ収めることが難しくなる。伝承によると、この像を出し入れすると雨が降るとされる。

wikiから引用

ワクワクが止まらない。

素敵な伝承のある祠だ。

一瞬矛盾してね?なんて思ったが、13体一気に出して一気に戻すと言う事は可能なのだろう。

今現在雨が降り続けていることはないので、多分13体収まってると思います。

多分。大丈夫だよね?

この中に13体もあると思うとワクワクが止まらない。

のですが、本当にこの距離から近づく事ができませんでした。

なんか恐れ多くて。

なので写真も遠目です。

イキった男女カップルグループだったら、ここから先はホラー展開が始まっていた事でしょう。

そっと離れてます。ソッとね。

山頂標識

そっと山頂につきました。

山頂標識ゲット!

やる気のない看板③

持ちながら記念撮影ができるインスタ映え風看板みたい⭐︎

展望はこんな感じ。

これが北信五岳かよ〜と思うのは、まだはやい。はやすぎる。落ち着け。

救世主大明神岳

〜ここからが本番だ〜

ここから数分で大明神岳というポイントに着くのだが、そこが絶景なので外せない。

関係ないのですが、大明神に妙に馴染みがあってなんだっけって必死に思いだしました。

思い出した結果

5年ほど前に見てた僕の好きなバイクYouTuberの【友達】の名前がハラデカ大明神でした。

そっと離れた怪しげゾーンにら大胆に戻りつつ、奥の道へ。

これがトゥルーエンドなんだね。

トゥルーエンド:大明神岳へ

さっきまでとは打って変わって明るい道に気分も上がる。

道も楽しい。傾斜が効いてるね。

トゥルーエンド

ついに大パノラマが!

野尻湖

目の前に見えるのは野尻湖だそうです。

今度記事にしますがナウマンゾウが埋まってた超ロマン溢れる湖。

野尻湖ナウマンゾウ博物館に僕は行って学習してきたんでわかるんですけど、実はナウマンゾウはマンモスよりありがたいんですよ。

マンモスは3000年前くらいまで生きてた一方でナウマンゾウは3万年に絶滅してますからね。

希少度がダンチ。

10倍前に絶滅してるから(種としてはドヤれない悲しい事実)

言葉的にはゾウってついてるよりマンモスってついてる方が浪漫度が跳ね上がる点で損してる。あと毛が少ないからマンモスに比べて【普通の像じゃね】感が出てるのも惜しい。

マンモスはシンプルに寒いところに生息してたから毛が長いらしいです。

今からナウマンモスに改名しよう。

ちなみにナウマンってのは発見者の名前みたいです。博物館で最初に学びました。

大明神岳はGoogle口コミの話だと晴れてる日の方が少ないとガイドが言っていたとかいないとか。

しっかり見られるのは大変貴重のようだ。薬師如来に感謝。

斑尾山から距離にして300mほどでこの展望なので大満足なのですが、とにかくハエにたかられました。

のんびりココでご飯を食べる予定が、野尻湖を横目にハエからひたすらに逃げつつおにぎりを頬張るデスゲームに発展してしまいました。

冗談抜きにハエにたかられた。そんなに死臭してたかな。

※厳密にはメマトイという虫です。ひると双璧を成す山の憎い仲間たち。

やる気のない看板④

歩道B路線とある。

歩道Z路線まであることを考慮しないとこの山では生き残れない。

というわけで下山。

下山中にやっと人に1人だけあった。

仙人みたいな人だった。

過去、神奈川県にある日蓮アルプスでひたすらに奇声を発する仙人風の爺さんにあったんですよ。

そいつに通せんぼされたり、奇声をあげながら追いかけられた事があったので普通にトラウマがフラッシュバックしてこわかった。

善良な仙人だったので、こちらの発した挨拶スルーのみの被害で済んだ。

巨大滑り台ではないので注意。

とにかくこの近辺、斑尾山ばり、いやそれ以上に【大池】を激推ししてくる。

そんなにいうなら見てやろうと下山時に寄り道で大池に行くことした。

見せてくれ推しの子を。

激推し!長野県にある大池の全貌はこれ

あと少しで推しの子というところでいい感じの橋。

コンサートは既に始まってるってこと。

雰囲気最高

ボルテージ上がってきた。

このロケーションも最高。

高まる期待に早まる足。

ここがライブ会場です。

この人工物と自然物の調和感がいい感じなの共感してくれる人いますか。

一般的にはマジでいないんだなこれが。

はい最高。

最近まで工事していたようで完成したばかりの様子。

美しいコンクリート。

ダムといい無機質な巨大なコンクリート施設って心踊る。

同時にそこ知れぬ恐さもある。

地球滅亡最後の日何しますか?って質問よくあるじゃないですか。

僕はここをチャリで爆走したり、スケボーで滑りますね。

この最高のロケーションを繋ぐ橋。

夢の橋。

この日は運が良く水が引けてたので本当にいい景色でした。

(ジャンプ台にしか見えません)

別アングル

人工コンクリートの奥に自然。

しかし綺麗に整地されている。

奥の階段から来ました。

ここが一番テンション上がったかもしれない。

美しい

ここで8時間くらいは過ごせます(控えめ)

ただ激推しなのも頷けます。

ここまできてよかった…

謎機械

謎の機械。全く見当がつかない。

もはやツッコミどころがない。

最後にまだらおの湯にて炭酸と温泉を決めてフィニッシュ。

ここは温泉も気持ちが良くて最高でした。

露天風呂も完備しており言うことなしです。

おわり



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