とある昼下がり。
八王子の蓮生寺公園に来訪した。
かなり広大な土地と起伏に富んだ探索スポットが魅力的。
ネーミングセンスと遊び場はなかなかのモヤスポ具合で、そこが素晴らしいのだ。
ここの公園は静けさと少しのアドベンチャーを楽しめる。そして割といつ行っても人がいないのだ。
大体みんな近くの長池公園に行きがち。
明るくて綺麗だからそれもわかる。
一方の蓮生寺公園は少しだけ鬱蒼としつつもスパイスの効いた遊び場とユーモアを散りばめた所が魅力的。そんな世界にご招待。
まずは普通の駐車場からSTART
駐車場も完備している。車やバイク勢に優しい。もちろん無料。ありがたい。
しかもスペースゆったりめ。ベビーカーも余裕だぜ。うちにベビーはいないけど。バブ
駐車場は停めやすく17台駐車可能。
なお利用時間があるため夜は閉鎖される。
季節やその年によって変わることもあるので注意。
※時間の参考写真
自販機もあるので必要な人は水分補給。
あ、看板もここにあるみたい。チェック。
さえずり橋。おそらく最大の見どころ。
公園内に吊り橋ってのがもう最高だよね。
公園管理者には頭が下がる。安全基準や維持などおそらく大変だろうに….ここの吊り橋は少しおどろおどろしくてそれが個人的に好き。
駐車場から一度出て歩道沿いに歩いていくと蓮生寺公園の公園入り口へ。
駐車場から直接つながるルートもあるが今回は【ふくろうの家】から探索したい。
そんな気分。
ジブリっぽいフォントにほっこり。
これ左端の丸2個とギザギザは顔を表現しているのかな?かわいい。
何やら怪しげな施設が….アヤシイ。
鎮守の森と八十八景
案内板発見。こういうの結構ちゃんと見ちゃう。なかなか面白いこと書いてたりするのよ。
ここら辺一帯は森のようになっているのだがそれらは【鎮守の森】と呼ばれるらしい。
この言葉は神社やお寺の周囲を囲む森を指す言葉らしい。蓮生寺を囲む森だからなぁここは。
ちなみに読み方は【ちんじゅのもり】
八王子八十八景に選ばれているらしい。
すごい、どんな景色かな。
どこが指定されているかはいまいちわからなかった。公園全体が指定されているって感じなのかな?後に調べても「八十八景に指定されている」みたいな文しか見つけられなかった。
【みどり・公園の景】としての選出だからやっぱり総合力での話かも。やるね。
まさかこの先の景色じゃないよな….
なんて小難しい顔で見てたらスタバを添えられた。
いや確かに華やかになったけれども。
これじゃスタバ八十八景。
ふれあいの丘
案内板の後ろには何やら怪しい看板。むむ
ポツン。え?!まさかここがふれあいの丘。
信じられない気持ちが混ざりつつも何度も振り返ったがここ以外にそれらしいところはなかったのでやはりここがふれあいの丘。
ふれあいたい方はぜひ。ここへ集合。
ふくろうの家ととちの木ひろば
ここの正式名称初めて知りました。Googleで調べたらふくろうの家って出てきた。
なお私が知る限り基本的に閉鎖されている。
ここの一帯がふくろうの家というのかな?と思ったが。
この中央の遊具込みの広場はまた別に名前があった。この公園の面白いところは少しのところに名称を付けているところ。
ここで遊ぶキッズ達は集合場所を正確に伝えあっているのだろうか。
そこはかとなく不気味。
廃材でカバーしている。
というのもなんとこの先はトイレで中がちょっと見えちゃうからね。目隠しってわけでもなさそうだけど….
ここがふくろうの家メインか。美しい建物。
閉鎖しているのが本当に残念。中はどうなっているのだろうか。
なんかレーザーが出そう。天文台っぽいけどそういうわけではない。
実はただの管理室なのかもしれない。
この三角形の建物下に管理室と書かれた扉を見つけた。はじめチケット売り場かと思った。
ただのシャッターだった。ここからチケット出てきそう。シュッって。ガラスや透明なアクリルではなく金属の板ってところが鉄壁のチケット売り場。
ここが管理室で建物の名前がふくろうの家だと管理人は【ふくろう】ってことになるけど。
もう何年も開けられた様子はない。
ふくろう不在。
蓮生寺公園のトイレ
トイレに行きたくなった。
お、ラッキー。トイレが近い。ふくろうさんちのトイレを借りることにした。
やけにスケスケ。多分ふくろうの趣味。
ここからすぐに逃げられる。不審者対策もばっちり。入ってくるのも容易なわけだけど。
進撃の巨人ごっこが捗る構造をしている。
なお2階は展望台と名称はあるものの私が知る限り解放されているところは見たことがない….
昔は上がれたのだろうか。
ウォールの外に出る。巨人に出会わないことを祈るばかり。
むむ、早速分岐が….
果たしてどっちに向かうのか….
階段を降りるといきなりメインのさえずり橋に向かってしまう。ここは展望広場を目指そう。
どんぐりの道
森林浴を楽しめる。素晴らしい道。
誰もいないっていうのがいいね。人に気を遣わなくていい。それだけで精神が休まる。人間嫌いはここに来よう。あ、でもここの来訪者増えるのは嫌だな….でもおすすめしたい。そんなジレンマ。
てくてく。分岐を発見。
なんとさらなる分岐にふくろうの家どころかふくろうの道があるではないか。
しかしかなり遠く、かつ別の出入り口となるため今回は見送ることに。
どうやら歩いてきた道はどんぐりの道というらしい。名前の通り看板下に夥しいどんぐり。
多分どんぐりをここに置くバイトがある。
また分岐。冒頭で見つけた異常に小さい丘である【ふれあいの丘】が早速案内板に出てきた。
あの小さい丘を見逃していたらどこがふれあいの丘なのかきっと蓮生寺公園を探し回っていたと思う。危なかった。
だんだんこの公園のクセがわかってきた。
そんなあなたも蓮生寺公園マイスター。
お、看板。
蓮生寺公園地図を発見。いやほんと広いなこの公園。ゆるやかな起伏で適度な散歩。
一応地図でチェック。ここ蓮生寺公園の中心地らしい。
中心で舞う。
とりあえず人が踊れるくらいのスペースがあるらしい。先へ進んでいくと….
展望広場と謎の遺跡
広場を見つけた。
次は展望広場。たのしみ。
城壁のように積まれた石。
なかなか立派。蓮生寺公園の中ではなかなか広い広場。広い広場って単語、少し謎。
ただし展望はちょっと微妙な所がある。お茶目さを忘れていない。冬でこれなので夏はもっと見えない。そんな展望広場。
まああまり展望よくすると目の前に住んでる人たちも困るので….ちょうどいい具合なのかも。
まあそんな展望よりも面白いものがこの展望広場なはあるのだ。
謎の遺跡たちである。謎の人口遺跡はきっと子供達の遊びに色を添える。
子供の豊かな想像力は、それぞれにきっと素敵な設定を付け加えて遊ぶのだろうね。
子供の目にはどんなふうに映るのかな。
わたしには木の葉の里のマークにしか見えなかった。そんで左のがポケモンの雷マーク。
ギリシア語Ψのさらに原型をここ展望広場で見つけることができる(嘘)
棒人間の始祖。当時は蛇のような姿だったんだね、潜影多蛇手。
多分これが彫られたのは1999年。
アンノウンが初登場したポケットモンスター金銀の発売年が1999年だから。
また木の葉マーク。ここは木の葉の里かな?
ポケモンとナルトの要素を取り入れる辺り子供のツボを分かってる。
なんて分析して解説してたら置いて行かれた。人の話を聞こうね。(憤慨)
山の斜面に怪しげな道。
え、あれどこに繋がってるのかな?
↓蓮生寺公園の旅後編へ続く↓
八王子市の記事