裏砂漠テキサスルートは大島一周道路からアクセスが簡単にできる。
大島一周道路から三原山山頂道路に入りすぐだ。いずれの道も二車線で走りやすい。
裏砂漠に行くもう一つの道はかなり細い月と砂漠ラインを通らないといけない、レンタカー同士の事故が多発しているらしい。裏砂漠へは大変だが、長い道歩いたほうが安全だと思うよ。
今回は裏砂漠線から山頂を目指す。
ちなみにテキサスルートなのか裏砂漠線なのかどっちかはっきりしないけど、裏砂漠線と看板には書いていた。
でもテキサスルートって響きかっこいいよね。無駄に使いたい。テキサスルートって。
Googleマップは伊豆大島でも大活躍だった。
そしてGoogleマップでは今回歩いた道は温泉ホテルルートって書いてあってちょっとださかった。
呼び名一覧(いずれも共通っぽい。途中でつながっているし)
- 裏砂漠線(看板表記)
- テキサスルート(温泉ホテルルートから裏砂漠に至るまで)
- 温泉ホテルルート(テキサスルートにつながる)
登頂時準備するべきもの
- 動きやすい服装
- 丈夫な靴(サンダルは危ない!岩歩くと痛い)
- 飲み物(近くに購入できるとこがない!!)
- 軽食(登山は腹減る)
- タオル(汗拭く&日除け)
- 日焼け止め(夏は必須)
- 日傘(木々がなく日除けがないので)
- 汗拭きシート
ちなみに大島はなんでも高い。離島だからね。
事前に購入しておくことをお勧めしておきます。あとそもそも日焼け止めとかも置いていないお店もあって、お店の人に聞いてみたら、日焼け止めなどは好みがあるみたいで、種類をそろえないとなかなか商品を捌くのが大変なんだって。だからそもそも置かないみたい。
三原山テキサスルート駐車場
ホテルの駐車場に駐車可能。
余談だが、大島には有料駐車場がないんだって。レンタカーのおばちゃんが言ってた。(あたりまえだけど、交通の妨げになる場所や民家などは迷惑だからだめだよ)
駐車場には遺構が存在する。
これ実は火山災害に備えた待避壕。噴火により岩が降り注ぐ時などにここにサッと非難するのだろう。
伊豆大島には至る所にあり最初何かと思った。
中は特になにもない。ここは物置のように使われているようだ。
中は綺麗だね。火山と共存しなくてはいけないから必要な施設だったようだ。
大島のいたるところに点在している。
初めは防空壕かと思った。
けどこんな綺麗なわけないよなと思ったら待避壕だったって訳だ。
徒歩で進んでいくと道は3つに分かれている。
これはフェイク。でもこの先どこに行くんだろう。気になるね。バイクで走りたい(横暴)緑が茂ってて綺麗。
三原山テキサスルート入り口
これが本線。その先に行くと看板がある。
3.2㎞を歩く。火山一周コースまで約1時間。そして火山一周コースは30分はかかるので、片道1時間半は見ておこう。
ここは始まりに過ぎない。初めは歩きやすい。
スタートは12:30いざ出発!
変なパイプ発見!なんのためにあるんだろう。
道が悪くなってきた….靴もドロドロだ!!
【鎧端樹海トレース】
さらにやばそうな道があるが….彼女からNGが出たので断念。一応本線とは合流するそうだ。
一人で行ってきてもいいよ。
遭難する未来が見えたのでやめておく。
ヤバソウ。道細い。楽しそう。イキタイ。
行く先々の柱には必ず石が積まれてて謎だった。
ちなみに山頂に至るまでほぼ9割の柱の全てに石が積まれていた。賽の河原。ここは地獄なのか。
木のトンネルのコースを過ぎると視界が開けた。それっぽくなってきた。
しっかりとコースになっているのでまず迷うことはないだろう。
はるか先に三原山が見える。
ここからあの尖った山頂まで行くとか信じられねェッ。
振り返ると大自然。
もうほんとにここは日本なのかってくらいはるか向こうまで緑が広がっている。背の低い植物が多く視界がひらけているので外国みたい。
わちゃわちゃ話しながらきていると思ったより進んでいるものだ。
すげえええええええええ。って2人してずっと言ってた。
もはや入り口は遥か彼方。この時点で30分もかかってない位。
余裕じゃな!!(フラグ)
…しかし恐らく降りてきたであろう人が死にそうな顔してて、大人数なのにみんな無言だったのがこわかった。
ちなみに帰り道私は彼ら同様死んだ顔で下山していた。彼女はクソデカボイスで歌を歌っていて恥ずかしかった。
これも火山の噴火で出来たのだろう。
こんなものが降ってきたらほんとにひとたまりもない。
ゴツゴツと尖っていてマグマが固まったものと思われる。
この写真も綺麗に撮れた!彼女はお尻痛がってた。石が刺さる。
空も綺麗。ちなみに伊豆大島は星も綺麗。
夜に出かけて星も目に焼き付けた。満点の星空が観れるぞ。
さっきは余裕!なんてはしゃいでいたが、後半にもなると息絶え絶え。
ほんとに遮蔽物がなく、暑さで体力が削られて行く。
二人ともひぃひぃ言いながら歩く….
日傘持って来ればよかったとこの時強く思った二人であった。関東近辺の山と異なり森の中を歩くわけではないので、日陰が全くないのだ。
溶岩が焼き尽くしてしまったため、木々がない。火山はこういう点にも注意が必要なんだなぁって今回の探検では学べました。
山頂まで遠い….このあたりになると景色も見慣れてきてしまう(笑)
当たり前だが足場は舗装なんてされていない。
ちなみに表のルートは舗装されてます。
後日そこからも登山するとはこの時は思いもしなかった。(滞在中2回も三原山登山した)
この砂利は場所によっては足が沈み込んでしまうくらいの道。砂漠の名残が出ている。ズブズブ沈むので中々運動になるぞ。
天空の鳥居:三原神社
天空の鳥居三原神社。ここ写真スポット間違いなし。
実は天気がいいと正面に富士山が見えるらしい。しまった、全く気づかなかった….
空に伸びる道。奥に見えるは展望台とトイレ。要塞みたい。
ゴジラ岩
なんか謎に撮影スポット指定されてて撮影したらこの景色に。
彼女いわく手前の岩がゴジラに見えるから撮影スポットに指定されているのでは?!という天才的発想の意見をもらう。
たしかに見えなくもない….実はこれ正しくて本当にゴジラ岩と呼ばれ?有名みたい。
何を隠そう1984年に公開された映画『ゴジラ』では三原山火口へゴジラを落として終わるのだ。
そのため大島のお土産やさんには、ゴジラ関連のお土産も多い。
ちなみにリアル世界の1986年、実際に三原山が噴火を起こしたらしく、その時にできた岩がこれなんだって。
その時にできた溶岩塊がこのゴジラ岩だそう。
映画で落とされたゴジラの怨念がこの岩を成形したのかもしれない….
三原山火口展望台
さあ残りわずか。とてもいい景色だ。最高に気持ちいい。
これが噴火口だ!!!
直径350m、深さはなんと約200m!!!!
スカイツリーの三分の一埋まる深さ!恐すぎる。
ここにあっただけの岩と土を噴火で押し出して吹っ飛ばしたというのだから火山のパワーが半端じゃないことがわかる。自然、地球ってやっぱすごい。
地層断面がはっきりと観察できる。疲れも吹っ飛ぶ!!※一瞬だけ
なんか雑に置かれた看板がジワる。
カッコつけてお互いに記念撮影しつつ帰路につく。大自然。来てよかった!!
入り口に戻ってきたのが3時過ぎ。
やはり往復三時間はかかってしまう。時間に余裕を見てご安全に!!
下の記事は大島シリーズ!この記事含めてまだ1日目しか書けていない!!
記憶が薄れる前に早く書きたい…
大島シリーズ
おわり