コンクリートのひび割れは自分で直せるよ。
実家の駐車場のコンクリートがもはや限界 ….
ひび割れが凄すぎてボロボロ欠けていく始末。
どうにかしなくてはいけない。学生の時使ったコンクリートを引っ張り出して久しぶりに直してみようと決起した。
結論
狭めの範囲(重要)で色などを気にしなければ素人でも修復可能です。
(これを書いている私はド素人です。大学生時代に同じものを使って一度修復した程度)
- 色に関しては恐らく商品それぞれの色になるよ。
- 色を気にする人は混ぜた後の色をよく見ておこう!
- 敷く前に修復箇所をきれいにしてごみを取ろう!
- 敷く場所を水でぬらそう!(ひび割れ防止)
用意するものリスト
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インスタントセメント
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プラスチック容器とこて
結構安上がりだと思いませんか?
インスタントセメントは砂や砂利を混ぜなくて済むものが簡単だと思います。かつ速乾性だと尚良し。家族がいないうちにサクッと直したかった。
コテはなんでもいいと思います。家に転がっていたものです。小さいと細かいところを埋めやすいと思って昔購入したんだと思います。
しかし広範囲の場合は大きいコテの方が綺麗にできると思います。
プラスチック容器
範囲によりますが大は小を兼ねると思います。
基本的に見た目の面積の割に多めのコンクリートが必要なので大きい方が良いかと思います。
現状(before)
経年劣化が進みボロボロに。大雨など振られるとかけらが浮き出し流されてしまい、少しずつ痩せていっています。
別の箇所もこのように大きく剥がれています。
元々何回か修復しているのか、上に貼ったものが剥がれて更に昔のコンクリートが出てきていますね。正直ガタガタすぎてはりにくそうです。
インスタントセメント使い方
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- 施工場所をよく水洗いし、汚れや油分を洗い流します。
- 適当な容器にインスタントセメントを入れ、水を少しずつ加え調整していきます。(セメント1kgに対して水250cc程度が目安)
- 施工する箇所に応じて水を調整し固さを調節。
- 施工側が乾燥していると剥がれやひび割れの原因になるのでよく濡らしておきます。
- 10kgで厚さ1cm位、約70cm×70cmをカバーできます。
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この商品の良いところ
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- すぐ固まる(60分とありますが30分程度でもかなり硬くなります)
- 砂や砂利を混ぜる必要がない(楽チン)
- 水を混ぜるだけ(楽チン)
- 結構適当にやってもまあまあな見た目になる(感じ方は人それぞれですが ….)
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実践編(やり方)
上に細かく書きましたが、私はいつも適当です。
それっぽい量取ってそれっぽい量の水を入れていきます。
耐久の観点から適当なのは本当はよくないよ。
あんまりシャバシャバすぎるとダメですよ。
ひび割れ隙間にもしっかり入れていきたいので、スライム程度の固さで今回は塗っていきます。
少しずつ流し込んでいきます。
平らにならすのは少し面倒だったのでササッとならして放置(バイクを弄りながらやっていた)
ちなみに上の写真は6年くらい前に同じ商品(インスタントセメント)で貼った箇所です。
道路の張替えがあったので黒い部分と境目になってしまっていますが、耐久性は見ての通り。
欠けやひび割れなどもなく頑張っているようです。安いわりにすごいぞ。
施工後(after)
乾ききる前に撮影したのでなんがざらついていますがこのように仕上がりました。
決して綺麗に施工できているとは言えませんが、beforeが酷すぎるのでそれっぽく見えます。あと平らになったのでかなり満足。
マンホールの間同士はこんな仕上がり。
段差がなくなればイインデス。
乾いていくにつれてちょっと白っぽくなっています。これで台風があってもかけらが持って行かれなくて済みます。
狭い範囲なら大いに活躍するインスタントセメント。ぜひお試し下さい。