久しぶりのモヤスポレポート。
今回は世界平和観音堂へ探訪してきたぞ。
この時は同時に妙見宮も探訪しています。この辺りやけに怪しいスポットが多い….
久しぶりにカメラを携えて訪れてみた。
※2022/1探訪。1年もお蔵入りしてた。
始まりはコチラ。
大澄山ピクニック広場。なぜかGoogleマップでは検索にヒットしないポイントだ。
見ての通り中々立派だがここに辿り着くまでに少し苦労してしまった。
この辺り一体は路地が狭く住宅が密集しているためかなりわかりにくい。
立派な階段を登りハイキング開始。
葛折りの階段を登っていく。
人気はあまりないが帰りは数人とすれ違った。
みなハイキングに訪れているだけのようだ。
山を登ったことがある人なら踏み跡でなんとなくわかってしまうかもしれない。
メインの遊歩道ではなくそれっぽい道をあてもなく彷徨う。
しばらくすると何か巨大な建造物が見えてきた。あれは一体….
そこそこでかいのかな?
そこそこどころではないサイズだった。
のっぺりとしたコンクリート壁面が不気味だ。
回り込んでみよう。
世界平和記念観音堂
見つけてしまったようだ。久しぶりにみた廃墟。こちらは分類としてはお堂のようだ。
立派な正門があったようだが無惨にも倒されている。もしくは自然に倒れたのかもしれない。
とんでもない怪力で捩じ切ったのか….ドアノブが消失していた。
見れば見るほど不可思議な形状。下が空洞になっているのが面白い。建築物としてもクール。
まさに祭壇….ここでとんでもない儀式がおこなわれていても全く違和感ない….
見覚えのある椅子。小学校とかにあるような椅子….なぜここに….
フレームのみ綺麗に現存。
1963年地元有力者が平和祈願のため建設したお堂とネット上に記載があった。
祭壇の上には観音像が安置されていたようだ。現在その姿はなく慈勝寺へ移設されたとの事。こちらのお寺は現存しており今も綺麗に管理されています。
祭壇は経年劣化なのか朽ちていた。
元々ガラスがないデザインだと思っていたがどうやら違うらしい。
全てにガラスが嵌め込まれていたようだ。
大きさのイメージがつきやすいだろうか。
非常に大きいお堂で合掌造りになっている。
頂上部はとてもじゃないが手が届かない。
下の隙間も不気味である。これ夜は相当怖いだろうな….なぜか衣服が点在しているのも怖かった。
散らばってる服をよくみると腰に巻くタイプのスカート。何があったのだろうか….
建物下の様子。普通に暮らせそうな感じだ。
雨風を防げるのでちょうど良さそう。人の気配はなかった。
階段下。堅牢な造りなのか基礎自体には何も異常はなさそうだ。
壁面の様子。とっかかりもなくのっぺりしている。
ダムもそうだけど巨大コンクリートのとっかかりがない壁ってめちゃくちゃコワイ。
なんか脳内でここから滑り落ちる妄想してしまう。そしてすりおろされる。
遠くから。西洋風なお堂だ。
名称が観音堂でなければ教会のようだ。
網目を近くで見るとこんな具合。
いまだ古臭さを感じさせないデザインだ。
誰も訪れず誰も管理しない敷地の看板。
もはや何が書かれていたかも分からない。
またしばらくしたら再訪したい。
恐らく夏は植物に囲まれて姿を隠してしまうだろう。
撮影機材
おわり