今回のまとめ
- キャップ取り付け後の放置はエアコンの故障に繋がるのでオススメできない。
- 専門家の意見ではゴキブリがエアコンの室外機ホースから侵入する可能性は低いため不要。
- 付けるのであればこまめに清掃か交換をする。
- ゴキブリに関しては他の侵入経路の可能性の方が高い。
これが今回調べた結論でした。
ただ虫の侵入を防ぐ効果は非常に高いので筆者は装着を決断しました。
なんでゴキはホースから侵入しにくいんだろう
前回の記事でゴキブリが出たと怯えていたのですが幸いあれから家でゴキブリは見ていません。
ですが油断は禁物、今はひたすら進入経路を断つことに注力しています。
今回はゴキブリの侵入経路としてよくあげられるエアコンのホースについての真相を探ります。
ゴキブリ対策にエアコンキャップが推奨されていない理由3選
そもそもホースから侵入していないことが多い。
よくネットでは室外機ホースが侵入経路として挙げられていましたが、調べると専門家ではなく一般の方々の意見でした。
実は私自身も初め黒ゴキブリを目撃した場所がエアコン脇の壁だったので真っ先にエアコンからの侵入を疑っていました。
ではなぜそのような意見が多いのでしょうか。
実は一つの事実としてゴキブリや虫がエアコン内部にいることは珍しくないようです。
エアコン内部は湿度・暗さが虫たちにとって快適な環境なので室内からエアコン内部に侵入することが多く、その事実からエアコン内部にいる=外からの侵入という発想に結びついたようです。
じゃあなんで外からの侵入じゃないってわかるの?
駆除業者の方の意見を拾うとゴキブリは体の構造上水に濡れること恐れるようです。
呼吸器官が塞がれると窒息するためです。
彼らが最も活動する夏場はエアコンが稼働していることも多く、水滴が多くついているため侵入経路として考えないとの事でした。ただし何事にも100%ということはないため、完全に否定はしていませんでした。
ゴキブリに限定せずに、虫が入るか否かと言われればこれに関しては入ると思います。
実体験なのですが、ゴキブリは侵入しなくとも他の虫は入ってくるということです….
ずっと放置されていた物件のドレンホースを洗浄した際にカタツムリの死骸が詰まっていたことがありました….
なのでこまめにメンテナンスできるのであれば付けてもいいと思います。
ゴキブリじゃないならいっか!
実は…安心ではないんです!室外機から出てきた水にゴキブリが寄ってくることは多くデンジャーポイントなのは間違いありません。屋外対応の待ち伏せタイプ置き餌で対処しました。
キャップを付けることによりエアコンが壊れるリスクになるため
今度はエアコン設置業者の意見です。基本的に排水の妨げになるものを付けることをプロは薦めていませんでした。(付けている業者さんいました。専門家の間でも意見の分かれるところなのでしょうか)
否定派の意見としてはキャップの取り付けによりゴミが溜まり、排水が妨げられると何十リットルと生じる結露水が排水できず、エアコンの吹き出し口から出てくる悲惨な事態になるとのことす。。
絶対にダメなのかな?
エアコン業者さんにお願いしてリスクの少ない・管理の楽な対策をするのであれば….
- ホースを空中に浮かせるように設置して垂らすようにする。
- ホースや配線を引き込む際に開けた壁の穴をしっかり隙間なく埋めてもらう。
- コードやホースをまとめた上からカバーを設置してもらう。
地面に垂らすと虫が侵入しやすくなるみたいです。地面に垂れている場合は自己判断では切らずに専門家に相談してみよう。
冬場のホースは冷たい?
冬はホース内に水も流れてないし、暖かそうだから入ってきそうだよ
- 冷房運転時には室内機のドレン水、暖房運転時には室外機のドレン水の排出が起こるので水が出ることも多い
- 霜取り運転時に水が発生する。
- エアコンの仕組み上暖房運転時には外に向けて冷気が出るので過酷な環境となりゴキブリは嫌がる。
こまめに清掃できるのであれば防虫という意味でつける価値あり
- 虫全般の侵入を防ぎたい人
- 掃除が苦じゃない人
- 室外機のホースが地面に垂れている・接地している人
ここまで調べてゴキブリに関してはあんまり意味がないな….とは感じました。しかしながら現実問題としてカナブンや、ヤスデ、カタツムリなどの虫が安寧を求めて入り込み脱出できずに詰まりを起こすという事案は各ご家庭で発生しています。
今回の結論としてはこまめに掃除をするor定期的に新品に付け替えるのであれば、キャップを導入する価値は十分にあると感じました。
実際私の家も虫が詰まって結構面倒だったので今回購入することに。ゴキブリにはあれかもしれないが、このような商品の存在を初めて知ったので勉強になりました。
あれば安心感はあるよね。掃除と交換忘れないようにしようね。