ある日ズキっと指が痛んだ….
この感じ….アレか….
そう、ひょう疽….
半年ほど前に爪囲炎からの肉芽のコンボで死にかけたのだが今回も2週間近く痛みが続き地味にきつかった。
病院嫌いの私が言うのもなんだが….
つらくて検索で辿り着いた方は….とりあえず早く病院行った方がいい。
ひょう疽とは
指先などにできた小さい傷口に黄色ブドウ球菌など細菌が入り炎症が起きる事。
ズキズキとした拍動性の痛みと腫れがあり、数日から長くて数週間痛みが続くこともある。
治療は抗生剤を服用したり重症化するとちょっとした手術が必要になる….
ただの傷と長く放置すると命に関わる。ヤバいやつだ。
出来やすい要因はなんだろう?
①指しゃぶりなどの習慣
②指にできた小さな切り傷やささくれ
③汚い環境で傷のできた指が汚れてしまった等
小さい傷ができても大抵の場合は自然に治癒するのだが、細菌感染によりしつこく炎症が起き痛みが長く生じる。
出来やすい要因は指の周りが不衛生の状態で放置したり手が濡れた状態、指しゃぶりなどらしい。
心当たりがねぇ….いやもしかしてあれか….?
実は意外な要因だったのだ….
私の場合の要因は絆創膏付けっぱなしにしてたからだった!
実はひょう疽になった指の爪が少し剥がれてしまい、ここ数日絆創膏をこの指にずっと付けていたのだ。
それにより起きたことは
①こまめな手洗いで絆創膏が濡れた状態を作ってしまった
②仕事中付けていたので皮膚がふやけるほど濡れた状態が続いた。
③濡れた皮膚と絆創膏に菌が繁殖してしまった
と考えられる。
爪の剥がれはすぐに回復したのはよかったが….
再度剥がれるのを防ぐために一度湿った絆創膏を取り替えず一日中つけていた事により細菌が発生し感染してしまったのだ。
毎回仕事終わりに絆創膏を剥がすと皮膚は白くふやけていたので間違いない….
結果的に指にとってかなり不衛生な状態を作り出してしまったようだ。
ひょう疽初期〜中期
赤く腫れてはいるもののぱっと見違いに気づかない状態。でもズキズキと痛い。
そして指を握るとドクドクと鼓動を打ちかなりの熱感を持っている。
中期の写真がなくて申し訳ないのだが、1週間近く痛みが続き「これは自然治癒しねぇ」と抗生剤を服用する事にした。
※筆者は薬剤師です。抗生剤は病院で処方してもらうお薬です。市販薬では塗り薬しかありません。
服用して翌日から少し改善傾向が見られた….かのように見えたが….
2日後から患部が緑色に変色してきた。
【あっ….これ中に膿溜まってるわ….(絶望)】
そしてさらに1日後….
〜ここから閲覧注意〜
膿が気持ち悪いので見たくない人はそっと戻ろう。
はじけた….厳密には少し爪で傷をつけたらはじけるように中身が出てきた。
※病院でも膿が溜まっている時は場合により排膿するのだが自己判断で行うと悪化するかもしれないので必ず病院に行ってください….
出てきてしまったものはしょうがないので指の先端をぎゅうぎゅうと押さえて膿を最後まで絞り出した。
これがまた(当たり前に)激痛な訳だけど出し切る。
とにかくこの作業が1番痛え….
力を入れ過ぎて変な色になってしまったがかなりスッキリした。
先ほどまで感じていた圧迫感のある痛みは抜け少し楽になった….
その日の夜からさらに楽になった。
つけた傷からさらに化膿しないように引き続き抗生剤を内服している。
このような内容のブログを書くと【こうすると治るのか!】と伝えたいように感じるがそうではないのだ….
そうではなくて軽度でもひょう疽は大変な事なので舐めずに【必ず病院で相談して治療しよう!!!】と言うことを伝えたいです。
おわり