【育休中に】20年ぶりにインフルエンザになってしまった男の記録

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育児休暇中になんと2回も風邪をひいてしまった情けない男の話

※この記事を記載しているのは薬剤師ですが、あくまで個人的な感想としてお読みください。

この記事のまとめ
  • インフルエンザA型に感染。完治までに6日かかった。
  • 育児中にインフルエンザになるとワンオペになりパートナーに多大な負担がかかる
  • ゾフルーザの効果を実感した
  • 麻黄湯では完治せず。ただし咳には一定の効果を感じた
  • 気の緩みからの感染はあると思います(個人の感想)
  • サプリの服用をやめてしまってから風邪をひくようになってしまった(個人の感想)

バランスの良い食事を摂っているつもりではありましたが、ビタミンB、C、Dの服用を再開しようと思いました。

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インフルエンザA型に感染。

完治までに6日かかった。

感染0日目

インフルエンザ様症状が出た日を0日目としてカウントします。

この数え方ははややこしいが、医療関係者でなくても登園登校可能日数のカウントに使用するので覚えておいても損はない。

前日までは体調不良感は全くなかった。

しかし前日夜間は風邪をひいたような寒気を感じた。

そして0日目、当日の朝には頭痛が始まり、37.3度まで発熱。

この時点ではただの風邪だしまだ治るだろうと思っていた。

念の為妻に麻黄湯を購入してきてもらい服用を開始した。

体質的に体力がある人の服用に限られます。
虚弱体質の方が飲むと、逆に疲弊し悪化する可能性があるので注意。
私自身は体力が充実し、持病なし30代なので、【満量】記載のある漢方を服用しました。

感染1日目

朝は平熱でしたが、全身の関節が異常に痛み寒気も異常に感じる。

完全に終了したと感じた

案の定昼のはひどい咳と発熱となり、ボロボロに。

とにかく咳がひどく肺が傷んだ。

また夜間から朝方にかけて38.5度となり眠ることができなかった。

感染2日目

普段病院は行きたくない派の私ですが、今回は子供もいる上にインフルエンザな予感がしたので土日が明けたタイミングですぐさま内科の病院へ。

インフルエンザの検査で大量の鼻血がでて精神的なショックを受ける笑

ドバドバ出てあまりにも止まらないので、トイレに駆け込んだ。

鼻の奥にぶつかっても入れてくるので、鼻の奥にあたりペキポキと検査の棒が2回折れていた。

自分の鼻の軟骨が折れたのかと思いかなり焦った。

胸元をガバッと開けていてイカついネックレスが光る小ヤンキーみたいなおじさん先生が、ビー玉みたいな目でひたすら入れ込んできた。

付き添いで後ろに立っている看護婦さんがやってくれよおおおおおおって心の中で祈っていた。

そして無慈悲なインフルAの宣告。

その後、薬局へ。

こういう時じゃないと他の薬剤師からのガチ投薬は受けられないので、特に身分は明かさず投薬説明を受けてきた。

非常に丁寧で、初心に還れる投薬だった。

以下の話は投薬時にされた訳ではないのだが、個人的に気にしている部分がある。

ゾフルーザは食事に関係なく服用可能な薬ではあるが、薬物の血中濃度曲線下面積(AUC)が食後服用で最大40%程度低下する可能性があるのだ。

なんとなくゾフルーザが出る予感がしたので、朝から食事を抜いて受診し、投薬後にすぐさま服用した。

ゾフルーザの服用が初めてだったので、効果に期待したい。

…というか考えてみたら、自分がインフルエンザの薬を飲んだことは今まで一度もないことに気がついた。

その日の夜も強い寒気と発熱、関節痛で眠ることができなかった。

日中も眠れず、二日間で4時間程度しか睡眠が確保できなかったが、不思議と眠気を感じることはなかった。

その代わりにひたすらYouTubeを見ていたので目が悪くなった。

感染3日目

朝は比較的体調が良いので、もはや治った?と錯覚するほど。

夜間も熱を測るほどでもないという程度の発熱で済んだ。

1日中の咳、倦怠感は感じた。

夜間体温は36.8度

感染4日目

1日暇

感染5日目

1日暇

インフルエンザまとめ

  • ※ワクチン非接種
  • 38度超えの発熱は2日間
  • ゾフルーザの効果は高いと感じた。
  • 麻黄湯は咳には効果を実感。
  • デキストロメトルファンも服用するまでは弱い咳止めだと思っていたが、服用後は咳がスッと鎮まり非常に楽になった。比較的眠気を感じやすかった。
  • 異常な寒気
  • 頭痛がひどい。頭が割れそうだった。
  • 咳がひどく出るので非常に苦しかった。
  • 咳が残る、味覚異常などの後遺症はなし。
  • インフルエンザの検査は異常に痛みがある、鼻血が出ることがある。
  • 体重は2キロほど落ちた。

育休中なので風邪をひいてしまうと心苦しい

現在1年間の育児休暇を取得しているのだが、その間になんと2回も風邪をひいてしまった。

そのうちの1回は、およそ20年ぶりのインフルエンザ。

ちなみにA型なので高熱となった。

完治まではおおよそ6日間もかかり、その間妻はワンオペになり非常に迷惑をかけてしまった。

仕事中には多くの風邪、インフル、コロナの患者と接してきたが全く感染することはなかった。

人混みには全く出かけていないのに奇跡的な感染に驚きを隠せない。

今年のインフルエンザは感染力が強い、普段感染しない人にも感染する等、いつもの謳い文句だと思っていた。

しかしいざ自分が感染するとそんな気がしてきてしまうから不思議だ。

インフルエンザなので所定の日数はやはり完全隔離という対応を取らせてもらったが、これがかなり心苦しい。

下手に調理などをするとキッチンの汚染に繋がるので私の食事も用意してもらっていたが本当に申し訳なかった。

幸い妻、子供には感染しなかったが、紙一重だった。

赤ちゃんに感染すると重症化しやすい上にインフルエンザ脳症などのリスクもあるので、本当に恐怖を感じた。

とにかくトイレ以外は部屋から出ずに、出る際にはアルコールで手指の消毒。あとはもう運です。

たったの5日間見ないだけで、子供の顔がスッキリ(顔の輪郭)していて髪の毛が伸びていて驚いた。

毎日見ていると変化に気がつきにくいが、とんでもないスピードで成長しているなと思った。



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