バイクでたまにはどっか行きたいな〜なんて思って週末早起きして行ってきました。
埼玉県に。バイクと埼玉県小鹿野というと小鹿野神社で御朱印的な感じなんですが、既にそこには友人と行ったことがあるので今回は法性寺へ。
今回の要点
- 奥の院までは往復1時間コース
- 行くのであれば登山の服装をした方がいい。
- 手袋があると安心・安全。
- 大日如来とお船観音に関しては鎖場・岩場で危険なので小さい子供や高齢者はマジで注意した方がいい(推奨できない)
- 奥の院はマジで奥。途中フェイント多数。
- 御朱印は計3種類(内1種は奥の院へ行った人限定)
- 奥の院まで行ったらぜひ写真を撮ろう!写真提示で限定御朱印が貰えたぞ。
今回は釜の沢五峰目からぐるっと回って帰るコースで登山もしたいわ….という欲張りセットだったので流石に登山コースだけは下調べしてしてきた。
法性寺入り口
こちらにも車を数台止めるスペースはあったが私はもう少しだけ手前にある札所32番駐車場的な看板のあるスペースに駐車してきた。
ここから旅が始まる。ちなみに入り口の右手にはトイレがあるのでここで済ませておこう。
非常に綺麗なトイレで水道もバッチリ。ありがたい。ベンチで荷物を整えて撮影道具を準備して登山開始。
入り口には般若の面。
この階段の先から奥の院を抜けるといくつかルートがあるのだがそのうちの一つの山の名前にも【般若山】というものがある。
こんなにでかい般若の面は初めて見た。正直コワイ。
入り口には注意書きがあった。どうやらこの先へ行くには通行料がかかるらしい。
ちなみにお金を入れるところはここではない。
階段を登った先にあった。300円を納めて先へ進もう。ハイキング、境内散策は問わず通るのであれば必要なようだ。
先には階段があった。階段の周りにも面白ポイントが多く全く先へ進めなかった。
まず一個目が小さいながらもこちら。
お札びっしり。ここでもお賽銭を入れて先へ進む。今回小銭めちゃくちゃ必要でした。
さらに先へ進むと観音堂が!すごい!天空に浮かんでる!
タフォニが見どころな観音堂
というわけで到着した観音堂。浮いてるわ。
浮いてますなぁ。え?!上に行けるの!
早速行ってみる。(ちなみにこの日は5時起き。めちゃくちゃ早朝なのでまだ余裕の時間)
スリッパ。の前に….
これ!いまいち写真じゃ伝わらないが蜂の巣状にボコボコ穴が空いてるのだ。
実はこの穴ぼここそがタフォニと呼ばれるものらしい。
私は宗教に疎いので何かしら意味があって掘ってるのか?なんて思ったがどうやら自然現象のようだ。
岩石の中に含まれた塩類が染み出し岩を崩すことでこういった形状になるみたい。ナショナルジオグラフィク(echo voice)
土足はいや!!そういうこと。
ぐるりと回って正面へ。カラフル。
船を漕いでる観音様が描かれているのでぜひ探してみて欲しい。
孔子の形が面白い。
なんだかお祭りみたいに色々あって眺めてて楽しい。
火災報知器とのコラボ。その奥にちらみするタフォニ。
何度も見ちゃう。いやーーすごい。
これ知らずにここに来たのでかなり感動しました。この観音堂は江戸時代に建てられたもので【秩父の苔寺】なんて名前が付けられてるらしいよ。
岩壁に造られた竜虎岩胎内観音へ
観音堂の脇道を見ると怪しげな洞窟。
実はこれ正規ルートじゃないかも。ショートカットしてしまった。
風化してしまった石仏。
中は行き止まりだろうか….なんて覗き込んでみたら。
奥に通り抜けできる….
足元に階段?もあるので行ってみることに….
めちゃくちゃ低いのでほぼ四つん這いになって通る。
抜けた!!!ここどこ?!
場所が理解できなかったのであえて先に進まず一度戻った。
あ、正規ルート見つけた。実はこの岩が本来みんなが通る道だね。
図にするとこんな感じ。ちょっとだけショートカットできるけど抜けた先の踏み跡がちょっとだけ不明瞭なのでオススメはしない。
さて先を進んでみよう。
さて月光坂を抜けて奥の院を目指すわけだけど中々の道なので見てほしい。
….こんな感じの道を通ります。とりあえず足回りは土で汚れる。
この日は人によく話しかけられた1日だった。
帰り道に複数の方から奥の院まではどんな感じですか?どのくらいですか?等と聞かれた。
ゆるふわなヒラヒラの服をした女性たちに聞かれた。その服装だとちょっと大変かもですね….(汚れたり危ないかも)と伝えた。
抜けた先は少しだけフラット。
途中切れ込みの入った岩がある。ここらへんは参拝用に工夫したのだと思う。岩のままだと滑るからね。
こちらが竜虎岩。見逃さないように!!!
あとここは奥の院じゃないので注意です。
奥の院と思う人もいるらしいので念のため。
上に登れます。ああああああなぜこの日手袋を忘れたのか。この日は一日悔やんでた。
この先の山も低山だからいけるやろ….と油断した結果、結構手をつくシーンが多く、どんな山でもヘルメット含めてフル装備しないとな….と改めて思った。
すげええええええええ。
まあまあこわい。ところが奥にある大日如来はこんなもんじゃないので今のうちに目を慣らしておこう(?!)
お参りしておく。
雨風に晒されている様子。しかし場所が場所だけにすごい神秘的。これも必見。
慎重に降りて先へ進む事に。
先へ進むのだがここ少しだけ不明瞭。
矢印の方向へドウゾ。
すぐに大きな岩があるところへ。
幻想的だなぁーー。開けてるがオープンワールドよろしくどこへ向かうのか一瞬わからなくなる。とりあえず岩に沿って歩いてそのまま真っ直ぐ進んでみて。
月光坂と岩窟石仏を目指そう
すぐに月光坂に着くはず。
ここは月光とあるように月明かりの中人々が通ったのかな?
昔は石のタイルみたいになってたのかやけに石がゴロゴロしている道だった。
むしろ石が多すぎて一瞬川かと思ったが、その川かと思ったところを歩くらしい。
月光と書いてがっこうと読むらしい。
ここも矢印の方へ。さっき話したように石が連なってるよ。
積んである石。手をつくとやばい。
小さな階段。まじで小さい。小人サイズ。
俺の足の半分くらいでした。
今度は岩の割れ目みたいな細いところにお堂のようなものが。
貼り紙は山歩きの注意みたいな感じでした。
奥の院まであと一歩!とあるようにここも奥の院ではないので注意。お堂の中は特に何もないようだったが私の心が汚れすぎて何も見えないだけだったかもしれない。
並ぶ石仏。こちらもなかなかの光景。
おもしろい。
さてここまで来ればもうほぼゴール!
右手がお船観音。ちなみにお船観音まで岩上を歩くこともできるのだが余程山慣れしてる人以外は奥の山道からアプローチして下さい。マジで滑落して死にます。
クソ雑な写真で申し訳ないのだがこんな感じで岩先に観音様がいます。左側の岩を歩く道は傾斜になっており滑りやすい。
山道からも観音様手前までちゃんと行けるので安心してほしい。
ちなみに下はこんな感じ。
さて引き返して再度分岐へ。
遂にゴール!絶景の大日如来様へ
戻ってきた。今度は左手へ。
その前にご飯を食べた。
景色のいいところかつ安全なところでご飯を食べた。ここは崖と見せかけて下に安全地帯があるので安心。
先へ進むと分岐へ。見ればわかるから安心してほしい。とりあえず右手に見える岩を登るのだ。
左の道はは釜の沢方面へ続く登山道。この登山道から法性寺に帰れるルートもあるが3時間以上はかかるコースかつ途中道がわかりにくいところが多かったため時間や準備がないときは引き返して帰ろう。グルッと回るコースなので結構歩きます。
これを登って写真に納めれば御朱印もコンプリートできる。
法性寺を満喫したと言えるのではないだろうか。ただし見ての通り中々のルートなので無理はしないで。
一応窪みがあって登りやすく工夫がされている。私の先に登った人曰く足場の間隔が広すぎて背が小さい人には辛かったとの事。
ここを過ぎると第二の鎖。
一応手すりはあるけど….
グラついてるので体重はかけない方がいいよ。結構ガタガタしてる。
高所恐怖症の人は来れないかもしれない。
スリリングで楽しい。
到着したぞ!ちなみにこのスペースしか足場がないので1人ずつ登ろう(笑)
登ってる人がいたら降りてくるまで待っていよう。
遂に大日如来様とご対面。2人っきりですよ。
高さがある。
ここまで法性寺から30分くらいで来られるにも関わらずとんでもない達成感を感じるぞ。
うおおおおおお。
このスペースの狭さがまたいいよね。
写真は撮ったかな?
写真を見せる事で奥の院へ行った人限定の御朱印が貰えるよ。
さあ降りよう。
言わずともがな下の方がこわいです。
岩の方にお腹を向けておりました。
私はこのまま釜の沢方面へ登山を続けます。(3時間以上かかるコースね)
参拝で行く方は来た道をそのまま戻って御朱印を貰おう!!お寺の人も言ってたが大体往復1時間との事でした。
ちなみに御朱印は1枚300円で御朱印帳がない方には紙でも配布可能とのこと。
思いつきで札所の32番目に行ったが最高だった。残りも行ってみたいな〜。
おわり