またトイレネタ….トイレが壊れました。
前回は詰まりで散々な目に遭った…..
彼女は毎回タイミング悪くトイレ故障に立ち会う。今回も半泣きでトイレが流れないと言ってきた。
聞いてみると、幸い一度は流れたのだが水の勢いがなく間隔あけたが2回目水が流れないとこのこと。そして詰まっているわけではなさそうとのことだった。
前回は家に彼女しかおらず、業者を呼んだ。
前回の記事はこちら。
結果ぼったくられた。そんな訳で業者への信頼感が0に落ちています。今回は私が家にいる時に起きたトラブルだったので見てみました。
※と言いつつ基本的にはご自身でやらずに業者に頼むことを推奨します。作業は自己責任でお願い致します。
- 聞き慣れないチョロチョロ、シャバシャバ音がする。
- 何分たっても水が流せない。
- トイレタンクに水が貯まらない。
作業を始める時は元栓を閉めよう。
とにかく元栓を閉める。噴き出したら最悪なので….
我が家はこんな感じだったがご家庭による。
上のカバーを外す。とっかかりがなくてもたついたが持ち上げるように手前に倒したら上部が外れた。特に爪などで固定されているわけではなかった。
外すとネジ。めちゃくちゃ固くてビビりつつ外した。多分購入されてから今まで一度も外されたことがないと思う。10-15年くらいは経っているはず….(つまり汚れもそれ相応….)
今度はコネクターを外す。故障箇所不明の場合、予期せず突発的な水の吹き出しなどで感電する恐れがあるからだそうです。
(私の場合は前日に開けて故障部分を確認した上での作業だったので省略しました)
お弁当のタッパーの蓋みたいなやつを外す。カビ臭えええええ。
開けてみる。ちなみに先ほども話したが既に前日夜故障時に開けている。
そして開けて軽く掃除をしたのでこの程度(?)で済んでいる。実際はこれの10倍くらい汚かった。潔癖にはキツすぎる。
ちなみにトイレタンクの水はあくまで水道管からの水なので最初は綺麗なはず….それでも放置すると黒カビ生えちゃうんです….
故障箇所確認作業
今回我が家では四角で囲った部分から水がチョロチョロ、ピシュピシュ言いながら噴き出していた。(止水栓を止めてからの作業ですが、水の流れを把握するために少しずつ開栓しました。その結果噴き出してきたのです。)
普段そんな音がしないのでなんとなくここの故障なのかと思った。
トイレの構造なんか知らんのでインターネットで調べて理解し納得するまでに結構時間がかかった。
構造的に四角部分から水が噴き出すことはありませんのでこの内部に故障ありのようです。
そしてその大多数が【ダイヤフラム】というパーツの劣化、故障だと思われます。
ダイヤフラム交換作業
故障箇所確認後、再度止水栓を止めました。
水を流しながら作業するのは難しいです。
まずはオレンジのパーツを外す。
ぽろっととれるのでタンクの底に落とさないように要注意。
次は浮玉を外していきます。
浮玉の上げ下げで水の水位を調節しています。
トイレタンクに水が溜まり浮玉が浮くと水は止まる。
水洗レバーを引くとトイレタンク内の水が放出され水が流れる仕組み。
両側からプラスチックを押さえて外す。
折らないように注意。
今度はこのネジっぽいやつを反時計回りで外す。
ちなみにこれほんと固かった….びくともしないからはじめここは外れないパーツかと思ったくらいです。
ゴムを巻き付けて回したら外せました。
ゆるまったら外してダイアフラムを取り出す。
原因は穴の空いたダイヤフラムだった。
こちらが今回の故障原因。
ダイヤフラムをバラすとゴムに亀裂が。
この亀裂から水が噴き出していたと思われる。
また亀裂のせいで水圧が維持できないのか通常水がジョロジョロ出るはずの(下記写真)穴からは水が出なくなっていた。
….トイレの構造を初めてググった。
右が入っていたもの。左が新品。
多分我が家のトイレはもう廃盤なので問い合わせても【新しいトイレ買ってください】と言われる可能性が高い(実際Twitterでご経験されている方がいた)が現在販売されてある型番を流用しピッタリハマり解決した。
このダイヤフラムと呼ばれるパーツは主にTOTOとLIXIL(INAX)の純正パーツに含まれているそうです。
新旧品。古いものはおそらくもう市場に出ていない訳だが今回使用したこちらであれば流用できた。Twitterで先陣を切った勇者には感謝しても感謝しきれない。
TOTOのカスタマーサービスではもう販売されていないので買い換えるように。としか言われなかったと書いてありました。※私自身は連絡してないのでなんとも言えません。
我が家のトイレの型番はTCF9061LEなのですがおそらくもう発売されていない型番….
しかしインターネットにTCF9051E(我が家と近しい型番)でダイヤフラム型番:TH405Sを使用していた例があったので使用できると判断。
ホームセンター2軒目でダイヤフラム型番:TH405Sをゲット。
コーナンで売ってました。※2021年現在発売していました。事前に電話で確認推奨。
ちなみに1軒目は違う型番でした。
メジャーなのはこのTH405Sの方だと思われる。値段もこちらの方が安く珍しい型番は1000円前後と高めでした。
早速In。色味が全然違う!
先ほどと逆の手順だ元に戻しました。
作業が作業終了したら終了したら止水栓を開栓します!(ここ忘れずに!)
そうすると勢いよく水が本来の場所から出てきました!!!
やったーーー!!なおった!!
と油断せずに浮き球が浮くと水がちゃんと止まるかまでチェックしましょう。
というのも昨晩なんとか穴の空いたもので直せないか試したところ水が本来の場所から出るところまでは直ったのです。
彼女とやったぜ!!とか言って喜んでいたらその後も無限に出続ける水….浮き球が浮いているのに全く水が止まらず慌てて止水栓を閉めました。
(オーバーフローしないように管はあるのですが水垂れ流しなので水道代がやばいよ)
新品のパーツに変えたら浮き球がしっかり浮くと水もピッタリと止まりました!
これにて終了です。まじで焦った〜
今回の工賃が気になって調べてみた。
インターネットの情報をかき集めて見ました。
業者に頼むと大体
工賃8900〜18000円+部品代1000〜2500円+(タンク分解費用や見積もり費用etc)
となるようです。
業者さんも家までの出張時間含めて数時間削られるので妥当かもしれません。
何より自分で修理しようとしてぶっ壊すリスクがあるので、分からない時はプロにお任せするのがやはり最善策だと思います。
部品代を上乗せするのもしょうがないと思います(なんせ地味に置いてなかったりするので….)
ちなみに部品はAmazonが最安価でした。
今回は注文をしても来週半ばになりそうだったのでホームセンターを巡りました。
トイレはすぐに直らないと焦るよね。
部品が壊れてる場合は部品が手に入らないと、どうしようもないね!!!!!!
型番がわからず諦めかけましたが今回はTwitterのおかげで助かりました!
今回の感想
トイレタンクを初めて開けたけど汚すぎてビビりました。….吐きそう。
黒かびがすごすぎてそっと元に戻して諦めようと思ったほど。
賃貸のトイレですが、こういうところまでは流石に退去時クリーニング入れないんですね….
今後新品のトイレを買う機会があったらこまめにトイレタンク内も確認して洗おうと心に刻みました。
おわり